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[15p-PB05-4] 上下空気クラッド層の直交格子導波路をもつ
AlOxクラッドCirDレーザに関する実験的研究
キーワード:CirDレーザ
近年、通信容量の大容量化に伴い、電気通信の伝送容量の限界という問題が生じている。そのため、新たな情報通信デバイスが必要となっており、短距離光通信デバイスの開発が求められている。我々は2次元フォトニック結晶 (2D PhC) 中に円形欠陥(CirD:Circular Defeat in 2D PhC)共振器を用いた半導体レーザの研究開発を行っている[1]。直交格子導波路(OLW)は従来用いてきた線形欠陥導波路より広い帯域を持っており、効率的に共振器との結合が行えることがシミュレーションで分かっている[2]。また、OLW上下を空気クラッド層とすることで帯域が広くなることが期待できる。本研究では、上下空気クラッドをのOLWもつCirDレーザを作製し、光学特性を実験的に調べた。