[16a-A305-1~5] 3.4 レーザー装置・材料（旧3.5）

[16a-A305-2] 波長1.5 µm帯衛星搭載コヒーレントドップラーライダの実現に向けた高出力MOPAシステムの開発

〇野邑 寿仁亜¹、廣澤 賢一¹、柳澤 隆行²、大畠 伸夫¹、今村 俊介³、境澤 大亮³、冨井 直弥³ (1.三菱電機　情報技術総合研究所、2.三菱電機　通信機製作所、3.国立研究開発法人　宇宙航空研究開発機構)

キーワード：増幅器、ライダー、MOPA

波長1.5μm帯の高出力光源を活用した衛星搭載コヒーレントドップラーライダの実現は、風速の全球計測に向けて重要な課題である。今回我々は、先行研究にて報告された平面導波路増幅器に対して、大型化や伝搬光路最適化、損傷防止のための幾何設計改良を施した。更にプレアンプとして大モード面積ファイバ増幅器を採用することで、さらなる高出力化を図った。結果としてパルスエネルギー40 mJを超えるレーザシステムを開発した。