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[16a-A404-7] プロトンを用いたニューロモルフィック情報素子の設計
キーワード:プロトン、ニューロモルフィック、WO3
本研究では、電子と相補的とも言えるイオン自由度に着目し、プロトンを用いた情報処理デバイスの設計を行った。プロトン感応性を持つ2端子酸化物デバイスで抵抗が連続的に変化するシナプティックな機能を実現し、またTiO2やSiO2をプロトンの入れ物や蓋として用いて機能制御できることを示した。プロトン感応材料に入れ物や蓋を組み合わせることで、高度なニューロモルフィックデバイス設計が可能になると思われる。