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[16a-PA06-7] 海洋水質ライダーの開発に向けたCO2ラマン散乱信号の測定
キーワード:ラマン散乱、ライダー
地球温暖化に伴い、CCSなどの温室効果ガスの大規模削減が期待されているが、海中環境への影響評価は十分に把握できていない。本研究ではラマンライダーの開発を目的に、純水中に溶存させたCO2ガスを用いた基礎実験を行った。先行研究ではCO2ラマン信号は取得できているが海水での測定を考慮すると感度を1桁向上させる必要があった。本報告では、純水中にCO2ガスを溶存させた場合のラマン信号強度の光源出力依存性について述べる。