2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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[16a-PB02-1~11] 9.5 新機能材料・新物性

2023年3月16日(木) 09:30 〜 11:30 PB02 (ポスター)

09:30 〜 11:30

[16a-PB02-4] KOHフラックス法による(Pr1–yREy)1–xCaxCoO3膜の組成制御

山本 樹輝1、鷦鷯 瑛介1、舩木 修平1、山田 容士1、田橋 正浩2、吉田 隆3、一野 祐亮4 (1.島根大総理工、2.中部大、3.名古屋大、4.愛工大)

キーワード:金属絶縁体転移、KOH

(Pr1–yREy)1xCaxCoO3は温度によって急激に抵抗率が変化する金属–絶縁体(M–I)転移材料であり、その組成比により転移の有無や転移温度が変化する。KOHフラックス法を用いた700℃での(Pr1–yREy)1xCaxCoO3膜作製では、膜の組成がM–I 転移を示す組成よりRE及びCaの比率が少なくM–I転移しなかった。合成温度を700℃にしたところ膜のCa比率が増加した。