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△ [16p-A502-10] 環状分子を用いた超高輝度ラマンプローブの開発
キーワード:ラマン分光、分子分光、多モード計測
近年、細胞中の物質の検出において、蛍光を超える多色計測へ応用可能なラマンプローブが注目されている。しかし、ラマンプローブは蛍光プローブと比べて信号強度が弱く、生体分子の定量に向けた感度の増幅が課題となっている。本研究では、強い共鳴ラマン効果を示す色素をナノ粒子中に高濃度で取り込ませるとともに環状分子を添加し色素間相互作用を抑制することで、従来のラマンプローブよりも高輝度なラマンプローブを開発した。