2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.8 光物性・発光デバイス

[16p-B410-1~8] 13.8 光物性・発光デバイス

2023年3月16日(木) 13:30 〜 15:30 B410 (2号館)

加藤 有行(長岡技科大)、中西 貴之(物材機構)

15:00 〜 15:15

[16p-B410-7] 生体イメージング用近赤外蛍光体(Ca1-x,Mx)2GeO4:Mn5+ (M=Sr,Ba)

三千 広人1、谷口 コナン1、大観 光徳1 (1.鳥大工)

キーワード:生体イメージング用近赤外蛍光体

蛍光生体イメージングとは生体内に蛍光体を含む薬剤を注入,検出器を用いて生体内の動きを可視化する技術である.生体イメージング用の蛍光体の条件はナノ粒子サイズであること,生体適合性が高いこと,生体の窓と呼ばれる生体内での光損失が少ない波長域での励起・発光をすることの3つである.これまでの研究で生体の窓内で励起・発光をするMn5+を発光中心と,水熱合成法による母体材料Ca2GeO4へのMn5+付活とナノ粒子の合成に成功している.本研究では母体結晶Ca2GeO4におけるCaサイトのSr, Ba部分置換によりMn5+の付活促進を試みた.