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[16p-E102-1] ミストCVD法によるScAlMgO4基板上Ga2O3成長の成長温度依存性
キーワード:半導体、酸化ガリウム、SAM基板
Ga2O3の熱伝導率が極めて小さいという課題に対し、強いc面劈開性をもつScAlMgO4(SAM)基板上にGa2O3薄膜成長すれば、容易に基板を剥離でき、放熱の問題を改善できる。前回我々は、ミストCVD法を用いてSAM基板上にGa2O3を500~700 °Cで成長した後、800~900 °Cでアニールすると安定なβ-Ga2O3が得られることを示した。そこで今回は、より高温でSAM基板上にGa2O3をミストCVD法で成長し、成長のみでβ-Ga2O3が得られるかを調べた。