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[16p-PB03-10] カーボンナノチューブとフラビンアデニンジヌクレオチドグルコース脱水素酵素を用いる直接電子伝達型バイオセンサストリップ第2報
キーワード:バイオセンサストリップ、FADグルコース脱水素酵素、カーボンナノチューブ
第1報では、カーボンナノチューブ(CNT)とフラビンアデニンジヌクレオチドグルコース脱水素酵素(FAD-GDH)を組み合わせることで、従来の電子伝達媒介物質(MET)型に代わる直接電子伝達(DET)型の自己血糖値測定用バイオセンサストリップの報告を行った。MET型の欠点である、メディエータが自然還元し使用期限を有するという欠点を克服し、キシロースにも応答しないバイオセンサストリップを実現した。このバイオセンサストリップの問題点は、動作電位が+0.6Vと高い。今回の報告では、動作電位の低減を行った。