2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.12 半導体光デバイス(旧3.13)

[17a-A303-1~6] 3.12 半導体光デバイス(旧3.13)

2023年3月17日(金) 09:30 〜 11:30 A303 (6号館)

梅沢 俊匡(情通機構)

11:00 〜 11:15

[17a-A303-5] In2O3系近赤外域透明導電性酸化膜を用いたInGaAs ショットキーフォトダイオードの評価

〇(DC)石井 寛仁1,2、大石 和明1,2、鯉田 崇2、清水 鉄司2、石井 裕之2、張 文馨2、遠藤 聡1、藤代 博記1、前田 辰郎1,2 (1.東理大、2.産総研)

キーワード:TCO、InGaAs、フォトダイオード

我々は、近赤外領域で透明かつ高い電気伝導率を有するIn2O3系透明導電性酸化膜(TCO)をゲート電極に用いたInGaAs PhotoFETを作製し、その分光感度特性からTCOの近赤外線検出デバイスへの有効性などを評価してきた。これまでにTCOがMOS構造におけるゲート電極として機能すると同時に、TCOを介した近赤外線の1800nmまでの広帯域検出とFET増幅効果による感度向上を見出している。今回は、表面照射型TCO/InGaAs Schottkyフォトダイオードを作製し、そのSchottky障壁と近赤外線感度特性を評価したので報告する。