2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.10 フォトニック構造・現象(旧3.11)

[17a-D215-1~10] 3.10 フォトニック構造・現象(旧3.11)

2023年3月17日(金) 09:30 〜 12:15 D215 (11号館)

新家 昭彦(NTT)、滝口 雅人(NTT)

10:15 〜 10:30

[17a-D215-4] 大域的バンド端周波数勾配を導入した短パルスフォトニック結晶レーザーのさらなる高ピーク出力化に向けた検討

二五 和樹1、井上 卓也1、森田 遼平1、野田 進1 (1.京大院工)

キーワード:フォトニック結晶、フォトニック結晶レーザー、短パルスレーザー

我々は、これまでフォトニック結晶レーザー(PCSEL)の構造の工夫のみで短パルスレーザーを実現する手法として、大域的バンド端周波数勾配を導入したPCSELを提案し、20Aの電流注入でピーク出力80W級の短パルス発振動作の実証に成功している。今回、20Aを超える高電流注入時を考慮し、新たなデバイスの設計を行った結果、直径1mmのデバイスに80Aの電流を注入することでピーク出力500W超の短パルス発振動作が得られることを見出したので報告する。