[17p-B309-1~19] 17.2 Graphene

[17p-B309-11] [The 53rd Young Scientist Presentation Award Speech] High spatial resolution infrared spectroscopy with graphene light emitter

〇Kenta Nakagawa^1,2, Yui Shimura¹, Yusuke Fukazawa¹, Ryosuke Nishizaki¹, Shinichiro Matano¹, Shuma Oya¹, Hideyuki Maki^1,3 (1.Keio Univ., 2.Zaiken, Waseda Univ., 3.Spintronics, Keio Univ.)

Keywords:graphene, infrared spectroscopy, high spatial resolution

赤外分光は、組成分布や分子構造が可視化できることから、幅広く利用されている。しかし、一般的な赤外分光の空間分解能は光の波動性による回折限界により10 µm程度と低く、高空間分解イメージングは困難であった。本研究では、非常に微小なグラフェン赤外光源を開発するとともに、光源に対して分析試料を近接させることにより、光源自体に生じる近接場を直接用いるという全く新しい原理によって、回折限界を大きく超える赤外イメージングを実証した。