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[17p-E102-14] 交流インピーダンス法を用いたDNaseの定量化に関する研究
キーワード:DNA、インピーダンス、DNase
本研究では、2本鎖DNAの電気的特性を利用して、心筋梗塞の診断マーカーとして期待されるDNaseの検出を試みた。まず、DNAの長さに応じた微細な間隔を有する電極を製作し、静電的な力を利用することでDNAが再現性良く伸長固定されるデバイスを製作した。そして、そこにDNaseを作用させ、酵素反応によって生じるDNA切断に伴う電極間の電気的特性の変化を計測し、DNaseの定量化を試みた。