2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[18a-A401-1~9] 23.1 合同セッションN「インフォマティクス応用」

2023年3月18日(土) 09:00 〜 11:30 A401 (6号館)

永村 直佳(物材機構)、小野 寛太(阪大)

10:00 〜 10:15

[18a-A401-5] オートエンコーダ技術によるXRDピークのレレバンシ同定

前園 涼1、内村 慶舟2、本郷 研太3 (1.北陸先端大情報、2.北陸先端大マテ、3.北陸先端大情社基セ)

キーワード:オートエンコーダ、XRD、機械学習

オートエンコーダ技術を用いて、どのXRDピークが一連の試料中の系統的変化を特徴づけているかを特定するスキームを開発した。オートエンコードによって個々のXRDパターンを2次元特徴空間内の1点に投影するとき、着目したピークをマスクしたとき、投影点が大きくシフトすれば、そのピークは特徴づけに大きく寄与していると考えられる。このような着想に基づきピークレレバンシを定量化すると、一連の試料解析において着目すべきピークを自動識別することが出来る。