2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[18a-D215-1~8] 1.3 新技術・複合新領域

2023年3月18日(土) 09:30 〜 11:45 D215 (11号館)

松谷 晃宏(東工大)

10:15 〜 10:30

[18a-D215-4] 弾性波散乱場断層映像化技術の開発

薮本 海1、弓井 孝佳3、木村 憲明3,4、木村 建次郎1,2,3,4、上野 宗孝5 (1.神戸大院理、2.神戸大数理データ、3.Integral Geometry Science、4.JAXA広域未峰型探査技術、5.JAXA)

キーワード:散乱場理論、断層映像化技術、弾性波計測

我々は,波動散乱の逆問題を解析的に解き,空間内部の3次元映像化を実現する散乱場理論,映像化理論を研究し,マイクロ波散乱場断層映像化技術の実用化・普及を進めてきた.本研究では,本理論を応用し,物体内部の弾性率分布を3次元映像化することを目的として,弾性波散乱場断層映像化技術の開発を進めた.講演では,3次元弾性率分布を導く過程における,散乱場方程式の境界条件となる多重経路弾性波散乱データを取得するための,弾性波計測装置の試作を行った結果について報告する.