2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[18a-D215-1~8] 1.3 新技術・複合新領域

2023年3月18日(土) 09:30 〜 11:45 D215 (11号館)

松谷 晃宏(東工大)

10:45 〜 11:00

[18a-D215-5] ALD法によるAl2O3ナノ構造を利用した放熱構造の試作と評価

禹 泰圭1、辻 祐樹1、林 翔平1、森 智衆1、伊佐早 祐大1、前田 讓治1、板谷 太郎2、天野 建2 (1.東京理科大学、2.産業技術総合研究所)

キーワード:原子層堆積法、ナノ構造、放熱構造

近年、半導体デバイスは微細化技術により、更なる高集積化と高性能化が進められている。一方で、高集積化に伴う発熱密度の増加やパッケージの小型化による温度上昇が懸念されている。本研究では、原子層堆積法で成膜したAl2O3薄膜を熱水処理することによって得られるナノ構造にPt薄膜を成膜し、放熱構造を試作した。ナノ構造が形成されることで表面積が増大し、放熱特性の向上が見込まれる。