[18a-E102-1~11] 12.7 医用工学・バイオチップ

[18a-E102-9] マイクロニードルを利用する光計測の基礎的検討

〇福原 真拓¹、神田 循大¹、竹原 宏明^1,2、一木 隆範^1,2 (1.東大工、2.iCONM)

キーワード：マイクロニードル、光計測

生体吸収性ポリマーは、体内で用いられる医療デバイスの材料として有用であり、デバイス小型化に向けた精密加工技術の開発が進められている[1,2]。特に生体吸収性ポリマーから成るマイクロニードルは、安全性の観点から、低侵襲な経皮薬剤送達技術として注目されているが、我々の研究グループは高アスペクト比マイクロニードルの成形を行い、計測デバイスとしての医療応用の可能性を検討している。
今回、本法で達成可能な光検出の感度、分解能を検討するための知見を得ることを目指し、マイクロニードルへのレーザー光のカップリングに関する基礎的実験を行ったので報告する。