2023年第70回応用物理学会春季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[18p-D411-1~7] 2.2 放射線物理一般・放射線応用・発生装置・新技術

2023年3月18日(土) 13:30 〜 15:15 D411 (11号館)

藤原 健(産総研)

14:30 〜 14:45

[18p-D411-5] 拡張現実(AR)技術を用いたX線ビームの可視化

川上 拓海1、加瀬 裕貴2,3、都木 克之2、青木 徹1,2,3 (1.静大情、2.静大電研、3.静大光医工)

キーワード:X線ビーム、拡張現実、アライメント

X線撮像では、X線源・被写体・検出器が照射軸上に配置されるよう位置調整(アライメント)が正確に行われる必要があるが、検出器のピッチサイズが狭くなるとその難易度が高くなる。本研究では、X線ビームのアライメントを容易にするため、拡張現実(AR)技術を用いたX線の軌跡の可視化システムを提案する。X線源と検出器の位置を測定して撮像し、そのデータをもとにAR表現でX線ビームの軌跡を現実世界に重ねて可視化した。