[18p-E102-1~13] 12.7 医用工学・バイオチップ

△ [18p-E102-11] マウスの自由行動実験に向けた参照電極内蔵型in-vivoイメージセンサの製作と評価

間所 麻衣¹、〇中村 優斗¹、堀内 浩²、小林 知子²、木村 安行¹、堀尾 智子¹、土井 英生¹、崔 容俊¹、高橋 一浩¹、野田 俊彦¹、鍋倉 淳一²、澤田 和明¹ (1.豊橋技科大、2.生理研)

キーワード：自由行動実験、刺入型pHイメージセンサ、参照電極

本研究では，マウスの自由行動実験に向け，参照電極の役割を果たす銀塩化銀電極を内蔵した刺入型pHイメージセンサを製作・評価し，薬物刺激によるマウス脳内の細胞外応答を検証した．作製した銀塩化銀電極搭載型のセンサは，既存のガラス参照電極とほぼ同等のpH計測特性を示した．生体実験では，イソフルラン投与量に応じてマウス脳内の細胞外が酸性またはアルカリ性に変化する様子を可視化することに成功した．