The 126th Annual Meeting of Japanese Society of Animal Science

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口頭発表

4. 形態・生理

形態・生理

Thu. Sep 19, 2019 9:30 AM - 11:10 AM 第V会場 (6番講義室)

座長:本田 和久(神戸大院農)、奈良 英利(石巻専修大)、村井 篤嗣(名大院生命農)

11:00 AM - 11:10 AM

[V-19-10] 鶏の暑熱環境下における行動および体温変化の系統間比較

*大内 義光1、廣田 高至1、網本 光希1、豊後 貴嗣1 (1. 広島大院統合生命)

【目的】本研究では,鶏の暑熱環境下での体温調節行動および体温変化を調査するとともに,系統間比較をおこなった.【方法】供試動物は,ロードアイランドおよび三重地鶏とし,対照鶏として肉用鶏(チャンキー)を用いた.暑熱負荷として温熱チャンバー(40℃)に15分間曝露し,その間に体温調節行動である開翼姿勢(顕熱放散)およびパンティング(潜熱放散)の開始時間を記録した.暑熱曝露前後での直腸温および体表面温度(翼下および趾骨基部)を測定し,深部体温から体表面温度への温度勾配(Tc-s)を算出した.【結果】三重地鶏は肉用鶏より開翼姿勢およびパンティング行動の開始時間が早かった.直腸温,体表面温度およびTc-sに差は認められなかった.ロードアイランドレッドと比較した場合,三重地鶏は趾骨基部温の上昇の度合いは大きく,Tc-sは小さかった.また,開翼姿勢およびパンティング開始時間は早い結果となった.以上のことから,三重地鶏の暑熱環境に対する反応性はロードアイランドレッドおよび肉用鶏と比較し高いことが示唆された.