3:45 PM - 4:05 PM
[PSY2-03] 鶏腸管におけるWntシグナル伝達経路関連遺伝子の発現パターン
【要旨】
腸管の幹細胞は主にWnt/β-catenin経路によって維持・増殖制御されている。しかし、鶏腸管におけるWntファミリーの発現パターンはembryoでは良く研究されているが、孵化後ある程度成長した鶏に関する報告は少ない。また、Wntファミリーの発現パターンは発生過程で大きく変化するため、embryoの遺伝子発現パターンが孵化後の鶏では反映されない可能性がある。 そこで、鶏腸管におけるWntシグナル伝達経路関連遺伝子(計55種類)の遺伝子発現量を定量解析してみた結果、腸管の部位によって発現パターンが異なり、さらにembyroや哺乳類と異なる発現パターンが一部認められた。
これまでの研究結果より明らかとなってきた腸幹細胞を取り巻く環境について、Wntシグナル伝達経路を軸にお話させていただきます。
【略歴】
2017年3月 岩手大学大学院連合農学研究科生物生産科学専攻 修了
2017年4月 京都府立大学生命環境科学研究科 特任助教
2017年11月 秋田県立大学生物資源科学部アグリビジネス学科 助教 現在に至る
腸管の幹細胞は主にWnt/β-catenin経路によって維持・増殖制御されている。しかし、鶏腸管におけるWntファミリーの発現パターンはembryoでは良く研究されているが、孵化後ある程度成長した鶏に関する報告は少ない。また、Wntファミリーの発現パターンは発生過程で大きく変化するため、embryoの遺伝子発現パターンが孵化後の鶏では反映されない可能性がある。 そこで、鶏腸管におけるWntシグナル伝達経路関連遺伝子(計55種類)の遺伝子発現量を定量解析してみた結果、腸管の部位によって発現パターンが異なり、さらにembyroや哺乳類と異なる発現パターンが一部認められた。
これまでの研究結果より明らかとなってきた腸幹細胞を取り巻く環境について、Wntシグナル伝達経路を軸にお話させていただきます。
【略歴】
2017年3月 岩手大学大学院連合農学研究科生物生産科学専攻 修了
2017年4月 京都府立大学生命環境科学研究科 特任助教
2017年11月 秋田県立大学生物資源科学部アグリビジネス学科 助教 現在に至る