第12回日本アスレティックトレーニング学会学術大会

閉会にあたり参加の御礼

 第12回日本アスレティックトレーニング学会学術大会にご参加、そして実り多いディスカッションやフィードバック、また、ご支援を賜りましたすべての皆様に、心より感謝の気持ちを伝えたく思います。

 今回、私たちは「VUCA時代のアスレティックトレーニングを問う-予測困難な未来を拓く創造と革新とは-」というテーマを中心に大会を展開しました。このテーマは、急激な社会的変化や日常の不確実性を背景に、アスレティックトレーニング領域での新しいアプローチや考え方の必要性を示唆しています。様々な講演や実践的なワークショップを通じ、参加者の皆様と共に、新しい時代への挑戦と対応策についての知識や洞察を深めることができました。

 本大会は、国際武道大学での対面形式(2023年7月8日(土)〜9日(日))とオンラインでのオンデマンド形式(2023年7月29日(土)〜8月31日(木))を組み合わせたハイブリッド方式で実施し、合計836名という非常に多くの方々に参いただきました。

 学術大会は、18の講演、ワークショップ、
そして61件の口頭・ポスター発表などが含まれており、学会本体と連携して行われた特別セッション(Special Interest Group)も、多くの方々からの高い評価をいただいております。

 このような大会の成果は、皆様の熱意とご支援、そして各セッションでの活発なディスカッションの結果であります。そのすべてに深い感謝を表します。特に実行委員会の先生には大切な時間を本大会の成功のために費やして頂きました。アスレティックトレーニングの世界にいることを心から誇りに思える幸せな時間でした。本当にありがとうございます。
 
 今後とも、学術界やスポーツ界の発展を見据え、
革新的なアイデアや取り組みを推進して参ります。ご支援、そして貴重なご意見やアドバイスを今後も賜りますよう、お願い申し上げます。また、次回の学術大会は2024年9月14日(土)から15日(日)にかけて、中京大学豊田キャンパスでの開催を予定しております。この機会にも皆様との再会を楽しみにしております。

末筆ではございますが、皆様のご健康とさらなるご成功を心よりお祈り申し上げます。

大会長 越田 専太郎