第94回日本細菌学会総会

講演情報

若手研究者支援シンポジウム

[YRS1] 海外研究留学が変えた私の研究者人生 明日への扉を開こう

2021年3月23日(火) 09:15 〜 11:45 チャンネル2

コンビーナー:港 雄介(藤田医科大学),平川 秀忠(群馬大学)
パネリスト:港 雄介(藤田医科大学),平川 秀忠(群馬大学),宮腰 昌利(筑波大学),北尾 公英(岐阜大学),鈴木 仁人(国立感染症研究所),瀬川孝耶(University of Minnesota)
ビデオメッセージ:E. Peter Greenberg (University of Washington, Prof.), Gary M. Dunny (University of Minnesota, Prof.), Jorg Vogel (University of Wurzburg, Prof.), Maria Hadjifrangiskou (Vanderbilt University, Associate Prof.), Elizabeth M. Adamowicz (University of Minnesota, Postdoc)

[YRS1-2] 私の留学体験 ― 海外での研究・育児・出産

○北尾 公英 (岐阜大・医・病原体制御)

海外で研究できて良かったですか?と尋ねられたら,「とても良かったです。また機会があるなら海外で研究をしたいです。」と即答します。私が海外研究留学に至った道のりは少し変わっています。学位を取得した翌年に第一子を出産,その半年後に夫の海外留学が決まり,当時私自身の受け入れ先研究室は決まっていませんでしたが,迷わず一緒にアメリカ・マサチューセッツ州ボストンに飛び立ちました。本シンポジウムでは,海外で研究をしたいと思うようになったきっかけ,留学先研究室が決まるまでの道のり,海外での育児と研究の両立,そして,第二子出産など,私の経験についてお話しさせていただきます。新型コロナウイルスの流行が海外留学や国際交流に与える影響は思いがけず甚大なものになっておりますが,ご家族を連れて海外で研究したいと思われている男性研究者や,海外で研究したいけれど一歩踏み出せない女性研究者にとって,将来,海外研究留学される際の一助となるお話ができれば幸いです。