土木分野におけるIoT/AIのあり方（4)

[CS10-31] 高松市スマートシティ推進事業におけるGPSロガを用いたレンタサイクルの行動分析

*伊藤 将司¹、森友 雅彦¹、宮武 信宇²、田中 照敏³、細川 和久⁴ (1. 株式会社福山コンサルタント、2. 高松市都市整備局、3. 高松市総務局、4. 高松市創造都市推進局 )

キーワード：スマートシティ、IoT共通プラットフォーム、GPSロガ、レンタサイクル行動分析、観光

高松市では，2018年2月末より『スマートシティたかまつ』の推進に取組んでいる．高松市では，データ利活用基盤としてIoT共通プラットフォームを整備し，先ずは防災・観光分野でのデータ利活用から実施した．観光分野では，高松市が管理・運営しているレンタサイクルにGPSロガを取り付け，特に外国人観光客の行動を分析し，データ分析に基づく効率的な観光施策立案のための基礎データの収集を目的とした．本稿では，観光分野における，レンタサイクルGPSログ収集システムの実装とレンタサイクルの行動分析について報告する．