[CS12-34] 疑似有効ひずみに基づく通信用鋼管およびビニル管の地震被害率分析
キーワード:通信用管路、炭素鋼管、ビニル管、擬似有効ひずみ
通信を担うケーブルの中でも一部は地下に敷設され,そのケーブルを防護するために地下設備が多数存在している.その多くはマンホールと地下管路から構成されており,地震時にもケーブル損傷がないようになっている.しかし,甚大な被害をもたらす地震においてはその一部は損傷し,最悪の場合ケーブルを傷つける危険性がある.信頼性のより高い通信を実現するために,地震時の被害を予め計画的に防止することを目的として,被害が発生する条件を検討する.擬似有効ひずみと過去の地震における通信の旧仕様鋼管および旧仕様ビニル管の被害と突合すると,ビニル管は鋼管と比較し,疑似有効ひずみが低い箇所でも被害が発生していた.
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