[CS12-56] Trace analysis of bridge damage mechanisms to rubber bearing in Kumamoto Earthquake
Keywords:Kumamoto Earthquake, Bridge, Ruber bearing, Damage mark, Estimate of seismic force
平成28年(2016年)熊本地震では複数の橋梁においてゴム支承にゴム部や取付ボルトにおける破断等の被害が見られた.既往研究では,被災調査等で分かった損傷痕に基づいた,損傷時における地震作用の推定が行われている.本研究ではゴム支承に対して詳細な損傷痕調査を実施することで,ゴム支承が損傷した時の地震作用をより詳細に推定することを目的に実施した.取付ボルトの変形や破断面,ゴム支承上面の擦過痕より,ゴム支承の損傷時に作用した力の方向を推定することができた.
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