[CS3-20] 沈下対策を考慮した延長床版底版の構造検討について(第1報)
キーワード:延長床版、桁遊間漏水対策、騒音・振動対策、沈下対策
延長床版は、遊間部から漏水を防ぐことができるため、上部工の桁端部や下部構造等の耐久性が向上し、橋梁本体の長寿命化やライフサイクルコスト削減などに寄与することができる。通常、延長床版は、橋台パラペット天端で支持された底版の上に、上部構造である床版を橋台背面の土工部まで延長させた構造となっている。しかし、上記構造において、橋台背面の裏込め土の沈下に伴い底版が沈下する変状事例が報告されている。本報では、延長床版底版を橋台パラペット天端および橋台ウィング天端の3辺に底版を支持させることにより、橋台本体が沈下しない限り底版が沈下しない構造の検討を行ったので、ここに報告する。
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