新設および大規模改修時における橋梁計画 (3)

[CS3-21] Countermeasures to inland active faults of the Shin-Meishin Expressway

*加賀谷 俊介¹、竹内 彩²、中谷 隆生³、松川 耕治³、浅野 貴弘¹ (1. 西日本高速道路（株）、2. （株）オリエンタルコンサルタンツ、3. NEXCO西日本コンサルタンツ（株）)

Keywords:Active faults on the Arima-Takatsuki fault line, Fault displacement, Forced displacement, Prevention work for bridge fall, An event that exceeded assumption

新名神高速道路では,名神高速道路等と一体となって災害時にも機能する強くしなやかなネットワークとなるよう,従来のレベルを超える万全な防災・減災対策を講じることが求められている.このため,橋梁分野における安全性の強化・早期回復の確保への一例として, 有馬-高槻断層帯を横断する高槻高架橋の一部で，従来の｢横揺れ｣に対する設計とは別に，考古学上の観点から推定された「断層ずれ」に対する耐震設計を行った事例を紹介する．