令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 新設および大規模改修時における橋梁計画

新設および大規模改修時における橋梁計画 (3)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 CS-4 (幸町研究交流棟 5F会議室)

座長:野澤 伸一郎(東日本旅客鉄道)

[CS3-22] 地盤変状が橋の性能に及ぼす影響を最小化するための構造計画の事例

*星隈 順一1、今村 隆浩2、西田 英明1 (1. 国土交通省国土技術政策総合研究所、2. 国土交通省熊本復興事務所)

キーワード:地盤変状、橋の性能、構造計画、ダメージコントロール、機能回復性

2016年熊本地震では,地震動の影響だけでなく,橋を支える地盤自体が移動して橋に重大な損傷を与えた事例が確認されている。橋の計画は地盤変状による影響を受けないように行うことが標準であるが,やむを得ず地盤変状のリスクがある箇所に計画せざるを得ない場合もある。このような場合には,橋が地盤変状の影響を受けにくくするとともに,仮に橋に機能的な損傷が生じても,できる限り早期に機能回復することが可能となるように合理性のある対策を講じることが求められている。本文では,地盤変状が橋の性能に及ぼす影響を最小化するための計画段階及び設計段階における工夫や配慮の事例を紹介する。

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード