令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性 (2)

2019年9月3日(火) 14:55 〜 16:25 CS-2 (幸町南6号館 第3講義室)

座長:福士 直子(国際航業)

[CS9-18] BOCDR方式分布型光ファイバーセンサによるひずみ計測

*早坂 洋太1、今井 道男2、古川 靖3、松本 健太郎2、手塚 信一郎3、松浦 聡3 (1. リテックエンジニアリング株式会社、2. 鹿島建設株式会社、3. 横河電機株式会社)

キーワード:光ファイバーセンサ、ひずみ測定、ひずみ分布、散乱光

光ファイバーセンサのなかでもブリルアン散乱光を利用した分布型光ファイバーセンサは,光ファイバーのどこでもひずみが計測でき,ひずみ分布データ(位置vsひずみ)を得られる.こうした分布型センサの性能を特徴づけるパラメータとして,空間分解能がある.これまで,高い空間分解能を達成するには,両端から光を入射する方式をとる必要があった.筆者らは,片端からの光の入射のみで測定できる新しい計測方式を開発している.本方式によれば,これまでと同じ光ファイバーを用いて,計測装置を交換することで高い空間分解能を実現できる.本稿では,既に施工済みの光ファイバー組み込み型グラウンドアンカーを用いて検証した結果を報告する.

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