令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性 (5)

2019年9月3日(火) 10:25 〜 11:55 CS-3 (幸町南6号館 第4講義室)

座長:澤田 純之(安藤・間)

[CS9-37] PC3径間連続合成桁の固有振動モードの数値解析と実験解析との比較検証

*清川 裕1、葛西 茂1、木下 翔平1、高久 英彰2 (1. 日本電気株式会社、2. 東日本高速道路)

キーワード:固有振動モード、有限要素解析、多径間連続桁橋

PC3径間連続合成桁の固有振動モード推定の続報として, 同橋梁の固有振動モードの数値解析と実験解析との比較検証を報告する. 目的は, 実験解析を通じて, 多径間連続構造に起因した固有振動モードを抽出することである. 多点同時計測で取得した加速度データから振動性状を抽出し, 有限要素法による数値解析結果や過去の文献とを比較することで, 振動性状が固有振動モードか否かを判断した. 比較検証の結果, 多径間連続構造に起因した対称1次のたわみモード, 対称2次のたわみモード, 逆対称2次のたわみモードを実測データから抽出できていることが確認できた. 本内容の詳細を発表する.

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