土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性 (6)

[CS9-51] Demonstration test using cable-stayed bridge cable inspection robot

*塩崎 正人¹、藤原 保久¹、車田 茂美²、河村 圭³ (1. 三井住友建設（株）、2. （有）テクノフラッシュ、3. 山口大学大学院)

Keywords:cable-stay bridge, cable cover, maintenance, inspection, automation

平成26年6月に策定された『道路橋定期点検要領』では，基本的に定期点検を5年に1度実施することが具体的な点検サイクルとして明記された1)．加えて，将来的な維持管理を効率化する観点から，紙ベースによる点検調書をデジタルデータによる管理へと移行も進められている．このため，斜材保護管表面の変状抽出を効率的に点検する手法として，自動制御・自走式の斜材点検ロボットを開発している。その実証試験について報告する．