令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

[共通セッション] 土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性

土木分野におけるセンサ技術の利用と可能性 (7)

2019年9月3日(火) 16:40 〜 18:10 CS-3 (幸町南6号館 第4講義室)

座長:杉浦 伸哉(大林組)

[CS9-58] 3次元点群データを用いた歩道路面のバリア情報自動検出手法の検討

*奈良部 昌紀1、佐田 達典1、江守 央1 (1. 日本大学)

キーワード:mobile mapping system、3次元点群データ、歩道空間、バリア情報

近年,MMSによる3次元点群データの活用が非常に注目されている.特に道路空間においては,MMSから得られた点群データを活用した道路台帳や地形図の作成等が近年進められている.一方,歩道空間においては,超高齢社会を迎えた我が国では移動円滑化促進が必要とされており,歩道空間の平坦で連続的な移動が求められている.そこで本研究では,歩行者の移動連続性確保のために,MMSにより取得した点群データを用いて歩道空間の路面バリア状況の検出手法について検討を行い,グリッドデータ化した点群データから標準偏差を算出することによって,凹凸等の歩行上のバリアを把握可能であることを明らかにした.

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