[I-119] 繰り返し実験による速度-SSMAのMahalanobis距離を用いた橋梁点検手法の検討
キーワード:橋梁健全度評価、移動センシング、空間特異モード角度、Mahalanobis距離
橋梁点検は,熟練技術者による近接目視点検が義務化されている.少子高齢化の影響による技術人材の減少を考えると,代替もしくは補完する技術が求められる.本研究では,移動センシングによる橋梁の健全性指標であるSSMA(Spatial Singular Mode Angle:空間特異モード角度)を用いる.SSMAは速度で変化することから,車両速度変化の影響を受ける.しかし,橋梁損傷によって,このばらつき方が変化すると考え,速度-SSMAから得られるMahalanobis距離を,損傷検知に適用する.本研究では走行回数の増加が容易な紙製橋梁模型と模型車両を用いて,走行回数を増やしたうえで,再現性を確認する.
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