Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第I部門

維持・管理(点検モニタリング)

Tue. Sep 3, 2019 2:55 PM - 4:25 PM I-4 (幸町北3号館 321講義室)

座長:新田 恭士(土木研究所)

[I-120] Sutdy on setting of shape measurement interval on corroded steel surface

*川島 将太1、田島 啓司2、麻生 稔彦1 (1. 山口大学大学院、2. エム・エムブリッジ)

Keywords:corrosion, shape measurement, coordinate data

腐食による板厚減耗が生じると構造物の耐荷力が低下するため,板厚計測を行い腐食状況を正確に把握する必要がある.ポータブル3Dスキャナーは物体形状を高密度の点群座標データとして計測可能であり,腐食形状計測が期待される.しかし,計測間隔が大きすぎる場合は誤差が増大し,小さすぎる場合はデータ処理に時間や労力を要するため,計測間隔の適切な設定が求められる.本研究では腐食形状を正弦波に見立て,計測間隔が形状計測の誤差に与える影響を推定するための基礎理論の検討を行なった.さらに,腐食鋼板を用いて形状計測で生じる誤差の推定値を満たす計測間隔の検証を行った結果,実際の計測誤差が推定値以内におさまる結果になった.

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