[I-134] Verification of reinforcing effect with adhesive for diaphragm under support of steel bridge pier
Keywords:diaphragm under support, fatigue crack, adhesive, FEM analysis
鋼製橋脚支点直下ダイアフラムに数多くの疲労き裂が確認されている。これらのき裂が進展すると支承を陥没させるなどの恐れがあるため、早急な補修・補強が必要である。しかしながら、応急対策(き裂の進展抑制)はできているが、恒久対策はなかなか実施できていないのが現状である。施工性向上のため、橋脚内面からのみで施工できる補強工法として、ボルト接合と接着接合を併用した当板補強にて検討した。過去の研究より、エポキシ樹脂系接着剤は養生時間や施工方法等にまだ課題があると考え、MMA樹脂接着剤を適用した構造にて補強効果をFEM解析により確認した。結果、50%程度の応力低減効果があることが確認できた。
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