診断・補修・補強 (2)

[I-143] セパレータが積層された炭素繊維シートによる鋼桁の補強効果の確認実験

*森山 保彦¹、松島 太司²、青木 康素³、高田 佳彦³ (1. （株）淺沼組、2. （株）ケー・エフ・シー、3. 阪神高速道路（株）)

キーワード：連続繊維シート、鋼構造の補強、高目付量、曲げ補強、予防保全、剥離試験

当該繊維シートは，不織布とフィルムにより構成されるセパレータに連続繊維をステッチにより縫い付け製作する．セパレータにより接着剤と含浸剤を分離できることで，低粘度の含浸剤使用が可能となり1層目付量を最大2400g/m²にできることから施工効率が飛躍的に向上する．当該連続繊維シートでの1層又は複層による鋼桁補強工法の開発で行った，連続載荷試験および剥離試験の結果を報告する．