[I-167] 火災加熱を模擬した加熱冷却過程を受けた鋼桁のせん断耐荷力実験
キーワード:火災、鋼桁、せん断耐荷力、ウェブ面外変形、補修
本研究では実火災入熱を模擬した鋼桁の加熱冷却実験を実施した鋼桁に,せん断耐荷力実験を実施することにより,火災による入熱がせん断耐荷力に与える影響について明らかにすることを目的とする.また,ウェブの面外変形の矯正方法の違いが,耐荷力に与える影響についても明らかにする.実験結果より,変形矯正としてのアングル材の設置箇所では,変形量が新設許容値程度になることが明らかとなった.また,加熱冷却の影響により,鋼桁供試体の耐荷力は10%程度低下した.しかし,アングル材による補修を行うことにより,耐荷力は引張型補修で健全程度,圧縮型補修で健全に対して+40%以上まで回復した.
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