座屈・耐荷力（桁）

[I-169] 限界状態設計法に向けた合成桁の曲げ・せん断耐荷力

*中村 洋介¹、松澤 和憲¹、宮下 剛¹、小野 潔²、林 偉偉²、野阪 克義³、北根 安雄⁴、白戸 真大⁵、橘 肇⁶ (1. 長岡技術科学大学、2. 早稲田大学、3. 立命館大学、4. 名古屋大学、5. 国土技術政策総合研究所、6. 駒井ハルテック)

キーワード：部分係数設計法、塑性設計、合成桁、曲げせん断、相関強度、載荷実験

平成29年度に，国土交通省国土技術政策総合研究所の委託研究「部分係数設計に向けた塑性化を考慮した鋼桁設計法の研究開発」を通じて，合成桁の曲げ耐荷力実験を実施し，基礎的な耐荷力特性を把握した．今年度は，曲げ・せん断耐荷力の把握に向けた載荷実験を行う．ここでは，現行道示の鋼桁最小腹板厚を満たす試験体を①参照用試験体とし，②鋼桁最小腹板厚の緩和の可能性，③曲げモーメントとせん断力の比率が耐荷力に与える影響，④鋼桁とコンクリート床版の合成効果が耐荷力に与える影響について検討する．