座屈・耐荷力（板・その他）

[I-176] スレッドローリングねじで接合した補剛材を有する補剛板の圧縮力耐荷試験

*金田 崇男¹、香川 耀平¹、村上 博基¹ (1. 本州四国連絡高速道路)

キーワード：スレッドローリングねじ、局部座屈、補剛材、純圧縮力載荷実験

瀬戸大橋耐震補強工事において、箱断面部材の一部で座屈防止のために補剛材を設置する。
補剛材の取り付けは、通常高力ボルト接合としており、現場施工のためにボルト径より大きなボルト孔とすることから、部材とボルトの間に隙間が生じる。この隙間を介して箱断面部材内部への水の浸入や、部材内部の腐食が懸念されることから、水の浸入を無くすためにスレッドローリングねじによる補剛材接合の採用を予定している。本件は、このスレッドローリングねじで接合した補剛材による鋼板パネルの座屈防止効果を検証するため実験を行ない、その結果等を発表するものである。