[I-181] 過大な偏心荷重が作用する鋼アーチ橋における安全性の検討
キーワード:鋼アーチ橋、偏心荷重、応力、安全性、構造解析、骨組み構造
昔から鋼アーチ橋は山間部の谷を跨ぐ橋梁で多く採用され背後に崖が見られる場合が多い。しかし、近年の日本では地震や大雨による土砂崩れが多く発生しており、アーチ橋であれば弱点である過大な偏心荷重が作用し不安定になる危険性が考えられる。そこで本研究では、あえて過大な偏心荷重を作用する鋼アーチ橋の挙動解析により、鋼アーチ橋の安全性を検討することを目的とする。解析を行った結果、山間部にある既設の鋼アーチ橋では過大な偏心荷重を作用することで危険になる部材が現れることがわかった。そのため、背面に崖が見られる橋では、その対策を検討すべきであると言える。
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