[I-193] Examination of rational inspection method of center stay rod.
Keywords:Center Stay Rod, Phased Array , Fatigue Crack
来島海峡第一大橋に設置されているセンターステイロッドにおいて，設計上の想定破断箇所である細径部ではなく，補剛桁とロッドの取付ねじ部での破断が確認された．破断面確認の結果，破断面にはビーチマーク等の疲労破断面に特徴されるものが確認されたため，ロッドねじ部の破断は疲労によるものと推定した．既往の検討1)では，ねじ部のねじ底半径を大きくした実物大試験体の疲労試験を行い，ロッドねじ部の疲労強度が向上することを確認している.しかしながら，疲労破断の可能性は残されていることから，供用時でもロッドねじ部の亀裂が検知できる手法について検討を行った．
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