[I-201] 交通荷重下の疲労損傷評価における周波数領域法のための基礎的検討
キーワード:疲労寿命評価、周波数領域法、Dirlik法、車両荷重
近年の計測技術の発展に伴い長時間にわたる車両荷重の情報が取得可能になり、荷重の情報をいかしたより効率的な鋼橋の疲労評価手法が求められている。本研究では、解析時間に比例して計算量が増加しないために長時間データの活用に有用と考えられる周波数領域法によって、疲労寿命を推定することを目的とする。まず部材の応力応答から疲労寿命を推定する手法について実計測結果を用いて検討し、車両荷重に起因する振動の非ガウス性を考慮することでより妥当性の高い評価が可能であることを示した。さらに、構造計算も行うことで車両荷重から疲労評価を行うことが可能となるが、本手法に関しても簡易化したモデルによってその適用可能性を示した。
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