[I-211] スタッドボルトと当て板接着併用継手の板曲げ疲労強度
キーワード:スタッドボルト、疲労強度、接着剤、当て板、エフェクティブノッチ応力
鋼床版デッキプレートとUリブ溶接部で疲労損傷が生じている.その対策工法では,スタッドボルトと当て板接着併用継手が用いられるが,スタッドボルトは溶植止端部の疲労が懸念されている.一方で,当て板接着接合を併用することで,当て板に応力が分担されて溶植止端部の応力低減により疲労強度が向上することが考えられる.板曲げ疲労試験の結果,スタッドボルトままの試験体に比べて当て板接着を併用した試験体の疲労強度が2等級以上向上した.FEM解析を実施したところ,溶植止端部の応力低減が見られた.その応力低減効果からおよそ2等級程度向上すると推定される.
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