[I-241] 反重力すべり支承の応答に対する橋梁上部工の離散化および支間構成比率の影響
キーワード:反重力すべり支承、動的解析、耐震解析モデル
著者らは新たな支承構造として反重力すべり支承(UPSS)の開発を実施してきた.UPSSは常時はすべり系支承と同じ特徴を有し,地震時には斜面区間をすべり上がることで復元力を生じさせ水平変位抑制効果に期待するものである.しかし,地震時にはUPSSと橋梁上部工は連成振動しており,これを適切に解析モデルに取り入れる必要がある.本稿では梁の曲げ振動へ着目し,梁の要素分割数の影響,および支間構成比率の影響を確認した.その結果,1支間あたり8分割程度の梁要素とすることがモデル化上望ましいことを示した.また,支間構成比率による反力や応答塑性率に及ぼす影響は大きくないことを示した.
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