Japan Society of Civil Engineers 2019 Annual Meeting

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第I部門

衝撃(解析)

Thu. Sep 5, 2019 12:40 PM - 2:10 PM I-1 (幸町北3号館 311講義室)

[I-276] A numerical consideration of the failure mechanism of RC slabs subjected to projectile impact

*片岡 新之介1、別府 万寿博1、市野 宏嘉1 (1. 防衛大学校)

Keywords:Projectile impact, RC slab, Local failure, Impact velocity

RC版が十数m/s以上の高速度の衝突を受けると,表面破壊・貫入,裏面剥離および貫通の局部破壊が生じることが知られている.しかし,衝突速度が破壊メカニズムに与える影響について詳細な検討を行った例は少ない.本研究は,飛来物の衝突を受けるRC版の破壊メカニズムを解明するため,数値解析的な考察を行ったものである.その結果,衝突速度10m/sでは,衝突直後は衝撃荷重と慣性力が釣合い,支点反力が生じる間においてせん断力が緩やかに低下することで,RC版には全体的な破壊が生じるが,衝突速度54m/sにおいては,衝突直後にRC版の断面に生じたせん断力が急激に低下することで,局部的な破壊が生じることがわかった.

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