橋梁一般（設計） (1)・安全性・信頼性

[I-297] Retrofitting prioritization of bridges and embankments belonging to a road network under seismic and tsunami hazards caused by the anticipated Nankai Trough earthquake

*石橋 寛樹¹、秋山 充良¹、小島 貴之¹、越村 俊一²、河合 祐美¹ (1. 早稲田大学、2. 東北大学)

Keywords:Strong ground motion, Tsunami, Road network, Reliability, Risk, Resilience

2011年東北地方太平洋沖地震では，多数の道路構造物が強震動と津波により被災し，各地で道路ネットワークが寸断される事態となった．今後発生が懸念される南海トラフ地震では，その被害規模は国難レベルに達するとされており，道路構造物の補強対策を進め，道路ネットワークの機能低下を最小限に抑えることが求められる．そこで本研究では，南海トラフ地震に附随する強震動および津波を受ける，橋梁と盛土からなる道路ネットワークを対象に，信頼性・リスク・レジリエンスに基づく構造物の補強優先度判定手法を提案する．