令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁一般(設計) (2)・構造計画

2019年9月5日(木) 10:25 〜 11:55 I-2 (幸町北3号館 312講義室)

座長:蘇 迪(東京大学)

[I-299] 送り出し架設が可能な鋼鉄道橋の一体化構造の検討

*中野 雄哉1、横山 秀喜1、南 邦明1、藤原 良憲1、斉藤 雅充2、土橋 亮太2 (1. 鉄道建設・運輸施設整備支援機構、2. 鉄道総合技術研究所)

キーワード:鋼鉄道橋、上下部一体、合成桁、アンカービーム、送り出し架設

上下部一体化構造は,支点部の合理化および耐震性向上を目的としている.鋼鉄道橋においては,アンカービーム方式の採用実績がある.近年,鋼鉄道橋は,施工上の制約が多い箇所や優れた耐震性能を要求される軟弱地盤上に採用される事例が増えている.前者においては,送り出し架設を採用する事例が多い.アンカービーム方式は,耐震性能が優れているが送り出し架設の採用が困難である.そこで,送り出し架設が可能な一体化手法について検討した.その結果,鋼鉄道橋においては,大規模地震発生時にその損傷が上部工へ影響せずに復旧でき,送り出し架設時の補強が少なく経済性に優れているアンカービーム分割施工方式が望ましいと考えられる.

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード