[I-312] サンドイッチ工法により改築したダブルラケット型橋脚の構造詳細
キーワード:サンドイッチ工法、ダブルラケット型橋脚、鋼製格子部材、3セル構造、車道拡幅、供用下施工
首都高速中央環状線板橋・熊野町ジャンクション間の改築工事では,わが国で初めてラケット型橋脚で支持されたダブルデッキ高架橋の車道拡幅が行われた.本改築では,供用下において,仮設ベントを用いずに,既設橋脚の前後に新設橋脚を構築し荷重を受け替え,既設橋脚を撤去するサンドイッチ工法が開発された.本工法による新設のダブルラケット型橋脚はその基礎及び下層柱構造の違いにより2種類に分けられる.本稿では主に,I形断面の鋼製格子部材と橋脚基部を剛結し,既設橋脚撤去後に下層柱を一体化する3セル構造橋脚のダブルラケット型橋脚について,その構造設計上における課題と解決策を報告する.
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