令和元年度土木学会全国大会第74回年次学術講演会

講演情報

第I部門

橋梁一般(設計・施工)

2019年9月5日(木) 12:40 〜 14:10 I-2 (幸町北3号館 312講義室)

座長:佐溝 純一(西日本高速道路㈱関西支社)

[I-314] 都市部における2線3主桁の部分撤去時の構造検討

*高橋 真美1、山口 愼1、長谷川 信幸1 (1. 東日本旅客鉄道株式会社)

キーワード:線路切換、桁撤去、大規模ターミナル、槽状桁、工事桁

JR渋谷駅第一回切換え工事において,2線3主桁の鋼床版式下路プレートガーダー(L=28.6m)の1線分を部分撤去し,新たに1線2主桁の新設桁を架設した.都市部における桁の部分撤去は,限られた施工空間,時間下で実施する必要があるため,撤去部材の軽量化や切換え当日の作業量削減が課題であった.そのため,既設桁の槽状桁化の検討を行い,桁上のバラストの事前撤去を可能とした.また,既設主桁の曲げ耐力確保に必要な座屈長や鋼床版の有効幅を算出し,槽状桁化したことで事前撤去できる既設桁部材(一部の横桁添接ボルトや鋼床版等)を整理した.以上より,撤去部材の軽量化及び切換え当日の作業量削減を実施した.

講演概要PDFパスワード認証
講演概要PDFの閲覧にはパスワードが必要です。パスワードを入力して認証してください。

パスワード