[I-314] 都市部における2線3主桁の部分撤去時の構造検討
キーワード:線路切換、桁撤去、大規模ターミナル、槽状桁、工事桁
JR渋谷駅第一回切換え工事において,2線3主桁の鋼床版式下路プレートガーダー(L=28.6m)の1線分を部分撤去し,新たに1線2主桁の新設桁を架設した.都市部における桁の部分撤去は,限られた施工空間,時間下で実施する必要があるため,撤去部材の軽量化や切換え当日の作業量削減が課題であった.そのため,既設桁の槽状桁化の検討を行い,桁上のバラストの事前撤去を可能とした.また,既設主桁の曲げ耐力確保に必要な座屈長や鋼床版の有効幅を算出し,槽状桁化したことで事前撤去できる既設桁部材(一部の横桁添接ボルトや鋼床版等)を整理した.以上より,撤去部材の軽量化及び切換え当日の作業量削減を実施した.
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